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大学院修士課程?日本語日本文学専攻が「修士論文中間発表会」を開催
9月16日(火)、大学院修士課程?日本語日本文学専攻で「修士論文中間発表会」が開催され、在籍する大学院生全員が発表を行いました。
修士論文のテーマはさまざまです。博物館において「やさしい日本語」を有効活用する課題と可能性を探るもの、日本語母語話者と外国人日本語学習者の日本語を比較し、日本語教育のヒントを得るものや日本語と外国語の違いを考察するもの。近現代文学の小説作品について、象徴的な描写を手がかりに性の問題を掘り下げていくもの。新しい文学理論を用いて高校国語教育の可能性を探るもの。『源氏物語』をそれ以前の古典文学の流れから捉え直すもの。このように多様なテーマですが、ジェンダーや多文化共生など、現代的な問題意識を共有していました。
各発表については、参加した院生、教員から活発に質疑が行われ、その後の懇親会も盛況でした。
(日本語日本文学専攻教授 深沢了子)

